2019年ゴルフルール改正

ルールの改正案の概要

改正案は2019年1月1日からの施行されます

2019 年規則の主な規則の解説 を簡単に述べます。
2019 年 1 月 1 日から新しいゴルフ規則が施行されます。この新しいゴルフ規則は分か りやすく、不要な罰をなくし、プレーのが敏速に進められるように、従 来の規則を抜本的に見直したものです。 ここでは、我々に関係すると思われる改正点に関して述べます。詳しくはJGA ホームページに掲載されている資料http://www.jga.or.jp/jga/jsp/rules/news_detail_15526.htmlを参照ください。

1.以前は書いていなかったのですが、コースエリアの呼び名が変更になっています。

○ティーインググラウンド ⇒ ティーイングエリア

○スルーザグリーン ⇒ ジェネラルエリア

○ウォーターハザード ⇒ ペナルティーエリアこの他は今までと同じバンカー、パッテインググリーンを加えて5つのエリアになります。

2. 距離計測機器の使用が認められます。 距離計測機器の使用が認められ、2 点間の距離を計測することができます。しかし、高 低差、風向きなど、他のプレーに影響する要素を計測することはできません。 委員会はローカルルールで距離計測機器の使用を禁止することができます。

3. 球の捜索時間が 3 分になります。怪しい時には ローカルルールの定めがなければ暫定球を打つ必要が増えます。ロストボールやOBとなった付近に2打罰でドロップすることを認めるローカルルールも導入されることになりました(比良ゴルフクラブでは当面このローカルルールは適応されません、怪しい場合は打ち直ししておく必要があります。OBの場合は特設ティーから)

4. ドロップの方法 は新しい規則では膝の高さからドロップすることになります。

5. 偶然2 度打ちをしたときの 1 罰打がなくなり、そのストロークを 1 打と数えるだけとなります。

6. ストロークした球が偶然にプレーヤー自身に当たったり自分のキャデ ィーや用具に当たってしまっても罰はありません。球はあるがままにプレーします。

7.障害物等で救済を受けるときにマーカーに告げる必要はありません。

8.暫定球をプレーする場合は、これまで通り、告げなければなりません。

9.球がバンカー内にある場合、ル ースインペディメント(木の葉、 石などの自然物)を罰なしに取 り除くことができるようになり ます。

10.バンカーのボールを2打罰でバンカー後方にドロップすることが可能です。

11.ウォーターハザードはペナルティーエリアという新しい概念に変わります。新しいペナルティーエリアはウォーターハザードだけでなく救済を認めたい区域に設定することができるようになります。救済処置は原則として現在のラテラルウォ ーターハザードと同様であるが対岸の処置を使うことができなくなります。

12.大きく異なる点は ペナルティーエリアの球をあるがままにプレーする場合、クラブを地面につけることができ、ルースインペディメントを取り除くこともできます。

13.グリーン上で 旗竿を立てたままパットすることができ、パットした球がホールに立てられているその旗竿に当たっても罰はなく、球 はあるがままにプレーします(ホールインが認められる)。

14、 パッティンググリーン上の損傷箇所を修復できます。 パッティンググリーンの損傷箇所を修復することができ ます。例えば、プレーの線上にあるスパイクマークを修理することができます。

15.止まってた球が偶然動いた時の罰の緩和、玉を捜しているときに自分の球を動かした場合、 パッティンググリーン上で偶然に球を動かした場合、 規則に基づいて球をマークする、拾い上げる、リプレースする場合球を動かして しまっても無罰である。